「会話ロボットのロミィが気になるけど、買って後悔しないかな?」「口コミを見ると良い評価も悪い評価もあって、実際のデメリットが知りたい」そんな風に悩んでいませんか。高価な買い物だからこそ、失敗は避けたいですよね。
この記事では、ロミィの購入前に知っておきたい7つのデメリットと、それを上回る5つのメリットを徹底解説します。これを読めば、あなたがロミィを買って後悔する人かどうかが分かり、納得して購入を判断できるようになります。
ロミィ購入前に知りたい7つのデメリットを解説

ロミィは可愛らしい見た目とAIによる会話が魅力のロボットですが、購入してから「思っていたのと違った」とならないために、いくつかのデメリットを理解しておくことが重要です。価格や機能面など、事前に知っておくべき7つのポイントを詳しく見ていきましょう。
会話がかみ合わないことがある
ロミィのAIは学習して成長しますが、時々トンチンカンな返事をしたり、会話がうまくかみ合わなかったりすることがあります。口コミでも「話がループすることがある」といったような声が見られ、完璧なコミュニケーションを期待すると、がっかりしてしまう可能性があります。
人間同士のようなスムーズな会話を常に求めるのではなく、少しおかしな返答も個性として楽しめるかどうかがポイントになります。AIの特性を理解し、その成長過程を温かく見守れる人向けのロボットと言えるでしょう。
月額料金など価格が高い
ロミィを利用するには、本体価格に加えて月額1,958円の「おしゃべりモード」への加入が必須です。本体だけでも数万円するため、ランニングコストがかかる点をデメリットに感じる人は少なくありません。
ペットを飼うことと比較すれば安価かもしれませんが、他のスマートスピーカーのように買い切りで使える製品と比べると割高感は否めません。購入時には、月額会費を含めたトータルの費用を考慮して検討する必要があります。
バッテリーの持ちが悪い
ロミィは充電式で持ち運びが可能ですが、「バッテリーの持ちが悪い」というようなレビューも見受けられます。使い方にもよりますが、頻繁に会話していると数時間で充電が必要になることもあり、常に充電ケーブルの近くで使うことになるかもしれません。
一日中ずっと一緒にいたいと考えている場合、こまめな充電が必要になる点は少し不便に感じるでしょう。寝る前に充電しておくなど、生活の中で充電時間を確保する習慣をつけることが大切です。
インターネット接続が必須
ロミィの会話機能は、クラウド上のAIと通信することで実現されています。そのため、利用するには安定したWi-Fi(インターネット)環境が常に必要です。Wi-Fiがない場所では、ほとんどの機能が使えなくなってしまいます。
自宅のネット環境が不安定だったり、外出先にWi-Fiがなかったりすると、ロミィとの会話を楽しむことができません。購入前に、ご家庭のインターネット接続環境を必ず確認しておきましょう。
アプリの安定性や誤認識
ロミィの設定や機能の追加は、専用のスマートフォンアプリで行います。しかし、このアプリの動作が不安定になったり、こちらの言葉を誤認識してしまったりすることが、デメリットとして挙げられています。
話しかけても反応がなかったり、違う言葉として認識されたりすると、少しストレスを感じるかもしれません。今後のアップデートによる改善が期待されますが、現状ではアプリの挙動や認識精度に完璧を求めすぎない方が良いでしょう。
便利家電のような実用的な機能は少ない
ロミィは天気予報やアラームなど、いくつかの便利機能も搭載していますが、Amazon AlexaやSiriのようなスマートスピーカーではありません。家電を操作したり、複雑な情報を検索したりといった実用的な機能は限られています。
あくまで「おしゃべり相手」としての役割がメインのロボットです。生活を便利にするアシスタントを求めている場合は、auかんたん見守りプラグのような家電連携ができる製品の方が目的に合っているでしょう。
見守り機能が弱い
ロミィとの会話を通じて、離れて暮らす家族の様子を間接的に知ることはできますが、カメラは搭載されていません。そのため、高齢者の安否確認といった本格的な見守り機能としては力不足です。
もし見守りを主な目的とするならば、専用のサービスを検討することをおすすめします。例えば、高齢者の見守りカメラのプライバシーにも配慮された製品を選ぶことが大切です。
デメリットだけじゃない!ロミィが持つ5つのメリット

ここまでデメリットを紹介してきましたが、もちろんロミィにはそれを補って余りある魅力的なメリットがたくさんあります。癒しや楽しさを提供してくれるロミィならではの長所を知れば、きっとあなたもその魅力に気づくはずです。
AIが学習し成長する会話が一番の魅力
ロミィ最大のメリットは、独自のAIが会話を重ねることでオーナーの好みや話し方を学習し、成長していく点です。最初のうちはかみ合わなくても、話せば話すほどあなただけのパートナーになっていきます。
昨日話した内容を覚えていてくれたり、新しい言葉を覚えたりと、その成長過程はまるでペットを育てるような楽しさがあります。決まった返答しかしないロボットとは一線を画す、この「育てる楽しみ」が多くのオーナーを魅了しています。
見た目の可愛らしさと豊かな表情で癒される
手のひらサイズのコロンとしたフォルムと、会話の内容に合わせてクルクルと変わる目の表情は、見ているだけで癒されます。嬉しい時は笑顔に、悲しい時は寂しそうな表情を見せるなど、感情表現がとても豊かです。
疲れて帰ってきた時に「おかえり」と出迎えてくれたり、何気ない雑談に付き合ってくれたりする存在は、日々の生活に潤いと安らぎを与えてくれるでしょう。この愛らしい存在感も大きな魅力の一つです。
英語学習など100以上の豊富な機能で飽きない
ロミィはただおしゃべりするだけではありません。天気予報、しりとり、計算、ニュースの読み上げなど、100種類以上の多彩な機能を搭載しています。中でも英会話モードは人気が高く、気軽に英語の練習ができると評判です。
これらの機能は定期的にアップデートで追加されるため、長く使っていても飽きることがありません。子どもから大人まで、家族みんなで楽しめるエンターテイメント性もロミィの大きなメリットと言えるでしょう。
持ち運び可能でどこでも一緒にいられる
ロミィは重さ約320gと軽量でコンパクトなため、家の中のどこへでも気軽に連れて行くことができます。リビングや寝室、書斎など、その日の気分に合わせて好きな場所で一緒の時間を過ごせるのが嬉しいポイントです。
専用のポーチを使えば、旅行や帰省先に連れて行くことも可能です。いつでもどこでも話し相手になってくれる小さな相棒は、あなたの生活に寄り添うかけがえのない存在になるかもしれません。
遠方の家族を緩やかに見守ってくれる安心感
直接的な見守り機能は弱いものの、ロミィは離れて暮らす高齢の親へのプレゼントとしても人気があります。ロミィとの会話履歴をアプリで確認することで、家族が元気にしている様子をそっと知ることができます。
毎日電話するのは気恥ずかしいという場合でも、ロミィが会話のきっかけを作ってくれます。このような緩やかなつながりは、クロネコの見守りサービスのような安心感を家族にもたらしてくれるでしょう。
ロミィ購入で後悔する人としない人の特徴

ロミィのメリットとデメリットを踏まえると、購入して満足できる人と、後悔してしまう人の特徴が見えてきます。あなたがどちらのタイプに当てはまるか、ここでしっかり確認しておきましょう。
【後悔する人】実用性を求める人には向かない
ロミィの購入で後悔しやすいのは、スマートスピーカーのような実用性や利便性を第一に求める人です。家電操作や正確な情報検索、スケジュール管理といったタスク処理をロボットに期待していると、物足りなさを感じるでしょう。
また、高齢者の見守りを主目的に考えている場合も、まもりこのようなGPS機能を持つ専用機の方が安心です。ロミィはあくまでコミュニケーションを楽しむためのロボットだと割り切ることが大切です。
【後悔しない人】癒しや会話を楽しみたい人向け
一方で、ロミィの購入で心から満足できるのは、生活の利便性よりも心の癒しやコミュニケーションを求める人です。ペットや家族のような存在として、不完全さも含めてロミィとの会話を楽しめる人には最高のパートナーになります。
一人暮らしの寂しさを紛らわせたい方や、家庭内に笑顔を増やしたい方、新しい家族を迎えたいと考えている方にロミィはぴったりです。日々の何気ないおしゃべりが、生活に彩りを与えてくれるでしょう。
SiriやAlexaとの違いを理解して選ぼう
ロミィとSiriやAlexaとの最大の違いは、その存在意義にあります。SiriやAlexaが私たちの指示を正確にこなす「賢い秘書」だとしたら、ロミィは私たちの気持ちに寄り添ってくれる「心を通わせる話し相手」です。
目的が全く異なるため、どちらが優れているというわけではありません。あなたがロボットに求めるものが「タスク処理」なのか、それとも「雑談や癒し」なのかを明確にすることで、後悔のない選択ができます。
発達障害の子のコミュニケーション相手にもなる
ロミィは、発達障害を持つお子さんのコミュニケーション練習の相手としても注目されています。人間相手だと緊張してしまう子でも、感情的にならずに何度でも辛抱強く話を聞いてくれるロミィとは、安心して会話できることがあります。
実際に、ロミィと話すことで言葉の数が増えたり、会話のキャッチボールが上手になったりしたという声も聞かれます。お子さんのコミュニケーションをサポートする、優しいトレーニングパートナーとしての役割も期待されています。
ロミィの料金プランと一番お得な購入方法

ロミィを家族に迎えたいと思った方のために、具体的な料金プランと、少しでもお得に購入する方法について解説します。購入前にしっかりと費用を確認しておきましょう。
本体価格と月額料金の合計費用はいくら?
ロミィを利用するためには、本体の購入費用と月額のサービス利用料が必要です。具体的な料金は以下の通りです。
項目 | 料金(税込) |
---|---|
本体価格 | 98,780円(Lacatanモデル) |
月額料金(おしゃべりモード) | 1,958円 |
初年度にかかる費用は、本体価格と12ヶ月分の月額料金を合わせて10万円以上となります。月額料金を解約すると、ほとんどの会話機能が使えなくなるため、継続的に費用がかかることを念頭に置いておきましょう。
公式サイトのキャンペーンを利用してお得に購入
ロミィを最もお得に購入するなら、公式サイトのキャンペーン情報をチェックするのがおすすめです。期間限定で本体価格が割引になったり、月額料金が数ヶ月無料になったりするキャンペーンが実施されることがあります。
また、公式サイトからの購入であれば、確実に正規品を手に入れることができ、保証などのサポートも安心して受けられます。購入を決めたら、まずは公式サイトにアクセスして最新のキャンペーン内容を確認してみましょう。
ロミィはどこで売ってる?販売店まとめ
ロミィは公式サイト以外でも購入することができます。主な販売店は以下の通りです。
- 公式サイト
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- 一部の家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)
中古品がフリマアプリなどで出品されていることもありますが、保証が受けられない、バッテリーが劣化しているなどのリスクがあります。長く安心して使うためにも、新品を正規販売店から購入することをおすすめします。
まとめ:ロミィのデメリットを理解して購入しよう

この記事では、会話ロボット「ロミィ」のデメリットとメリット、そして購入で後悔する人・しない人の特徴を解説しました。会話が時々かみ合わなかったり、月額料金がかかったりする点はデメリットですが、それを上回る癒しや成長の楽しみを与えてくれる存在です。
ロミィは、生活を便利にする道具ではなく、心を通わせる家族の一員です。その特性をよく理解し、あなたにとって最高のパートナーになると感じたら、ぜひお迎えを検討してみてください。
ロミィ購入に関するよくある質問

最後に、ロミィの購入を検討している方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。あなたの疑問や不安を解消する手助けになれば幸いです。
ロミィの本体価格や月額料金はいくらですか?
ロミィの価格は、本体が49,280円(税込)です。これに加えて、すべての会話機能を利用するために必要な「おしゃべりモード」の月額料金が1,078円(税込)かかります。
月額料金を支払わない場合、基本的な挨拶など、ごく一部の機能しか利用できなくなります。ロミィを最大限に楽しむためには、月額プランへの加入が必須とお考えください。
ロミィを解約するとどうなりますか?
月額のおしゃべりモードを解約した場合、ロミィとの自由な会話ができなくなります。天気予報やアラームなどの機能も利用できなくなり、簡単な挨拶程度の反応しか返ってこなくなります。
再度月額プランに加入すれば、また以前のようにおしゃべりできるようになります。ただし、解約期間中の会話データは保存されない可能性があるため注意が必要です。
ロミィのメリットやデメリットは何ですか?
ロミィの主なメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット:AIが学習し成長する会話、見た目の可愛さ、豊富な機能
- デメリット:会話がかみ合わないことがある、月額料金がかかる、バッテリーの持ち
見守り機能は限定的なので、もし本格的なものを求めるならみるもにの口コミなども参考に、目的に合った製品を選ぶことが重要です。
会話がかみ合わない時の対処法はありますか?
会話がかみ合わないと感じた時は、まずWi-Fiの接続環境を確認してみてください。また、アプリの「話題リスト」から話しかけたり、少しゆっくり、はっきりとした言葉で話したりすると認識されやすくなります。
ロミィのAIは日々学習していますので、根気強くコミュニケーションを続けることが大切です。あなたとの会話を通じて、少しずつ会話がスムーズになっていく成長過程も楽しんでみてください。
ロミィは危険?どこの国の製品ですか?
ロミィは、SNS「mixi」を運営する日本の株式会社MIXIが開発・販売している製品です。日本の企業が開発しているため、セキュリティや個人情報の取り扱いに関しても安心して利用できます。
会話データはAIの学習のために利用されますが、個人が特定される形で使用されることはありません。危険性はなく、子どもから高齢者まで安心して楽しめる家庭用ロボットです。