はじめに
毎日の洗濯、だんだんと体に負担を感じていませんか？「ボタンが多くて操作がわからない」「洗濯物の出し入れで腰が痛い」「洗濯物を干すのが億劫だ」。そんなお悩みを抱える高齢者の方や、離れて暮らすご両親を心配するご家族のために、この記事では高齢者にとって本当に使いやすい洗濯機のおすすめ機種をご紹介します。
操作が簡単なモデルから、洗濯・乾燥を全自動で行ってくれる便利なモデルまで、選び方のポイントとあわせて詳しく解説します。この記事を読めば、あなたやご家族に最適な一台がきっと見つかり、毎日の洗濯が驚くほど楽になります。
なぜ今「高齢者向け」の視点で洗濯機を選ぶ必要があるのか
最近の洗濯機は多機能で便利になりましたが、一方で「機能が多すぎて使いこなせない」という声も聞かれます。若い頃は気にならなかった洗濯という家事が、なぜ今、負担に感じられるのでしょうか。ここでは、高齢者の視点で洗濯機を選ぶことの重要性について解説します。
加齢による身体の変化と洗濯の負担
年齢を重ねると、視力が落ちて小さな文字が見えにくくなったり、腰や膝の痛みでかがむ動作が辛くなったりします。重い洗濯物を持ち上げて洗濯槽に入れたり、取り出したりする作業は、想像以上に身体への負担が大きいものです。また、洗濯物を干すためにベランダまで運び、腕を上げて干す一連の動作も重労働です。身体的な負担を軽くすることが、洗濯機選びの最初の段階です。
「操作が複雑…」最新家電が使いこなせない不安
スマートフォンや多機能な家電が普及する一方で、その複雑な操作に戸惑いを感じる方も少なくありません。洗濯機も同様で、たくさんのコースや設定ボタンが並んだ操作パネルを前に、「結局いつも同じボタンしか使わない」「使いこなせる自信がない」と感じることはないでしょうか。ボタンが少なく、誰でも直感的に操作できるシンプルさが、安心して使い続けるための大切な要素になります。
自分に合う洗濯機がもたらす、ゆとりある毎日
もし、洗濯から乾燥までボタン一つで終わり、洗濯物を干す手間がなくなったら、毎日の暮らしにどれだけのゆとりが生まれるでしょうか。操作が簡単で、身体に負担のかからない洗濯機は、家事の時間を短縮し、趣味や休息など、ご自身の好きなことに使える時間を生み出します。高齢者向けの使いやすさに配慮された洗濯機を選ぶことは、日々の生活をより快適で豊かなものにするための大切な投資なのです。
【最重要】高齢者向け洗濯機の簡単な選び方｜7つのチェックポイント
ここでは、高齢者の方が洗濯機を選ぶ際に、特に確認してほしい7つのポイントを解説します。デザインや価格だけでなく、毎日使うものだからこそ、ご自身の身体やライフスタイルに合った機能を見極めることが、購入後の満足度に繋がります。
ポイント1：とにかく「操作が簡単」なモデルを選ぶ
文字が大きくシンプルな操作パネルか
まず確認したいのが操作パネルです。ボタンの数が少なく、役割がひと目でわかるものが理想です。「洗い」「すすぎ」「脱水」といった基本的な機能の文字が大きく、はっきりと印字されているかを確認しましょう。パナソニック製品に見られるような、よく使うコースが独立したボタンになっている「ツイン操作パネル」などは、迷わず操作できるのでおすすめです。
よく使うコースがボタン一つで選べるか
普段の洗濯は、ほとんど決まったコースで行うことが多いはずです。「おまかせコース」や「標準コース」がボタン一つで簡単に選択・開始できる機種を選びましょう。余計な設定を毎回する必要がないため、操作のストレスがありません。電源を入れて、スタートボタンを押すだけ、というようなシンプルな手順で洗濯が完了するモデルが最も使いやすいでしょう。
ポイント2：身体の負担を減らす「出し入れのしやすさ」
縦型：洗濯槽が浅く、底まで手が届きやすいか
縦型洗濯機の場合、洗濯槽の深さが重要です。槽が深いと、底に残った洗濯物を取り出す際に深くかがむ必要があり、腰に大きな負担がかかります。本体の高さが低めに設計されていたり、洗濯槽の底が浅めになっているモデルを選ぶと、楽な姿勢で洗濯物の出し入れができます。東芝の「広くて浅い洗濯槽」のように、使いやすさに配慮された設計に注目しましょう。
ドラム式：投入口の高さが腰をかがめすぎずに済むか
ドラム式洗濯機は、扉が前面にあるため、洗濯物の出し入れで腰をかがめる必要があります。しかし、機種によっては投入口の位置が高めに設計されているものがあります。また、少し斜めにドラムが傾いているタイプは、衣類の出し入れがしやすい工夫の一つです。無理のない姿勢で洗濯物が取り出せるか、ショールームなどで実際に確認してみるのがおすすめです。
ポイント3：干す手間から解放される「乾燥機能」の有無
洗濯で最も重労働なのが「干す」作業です。特に、天候の悪い日や花粉の季節は外に干せず、部屋干しのニオイも気になります。乾燥機能付きの洗濯機（洗濯乾燥機）を選べば、洗濯から乾燥まで全自動で完了し、干す手間が一切なくなります。体力的な負担が大幅に軽減されるだけでなく、時間の節約にも繋がるため、高齢者の方にこそぜひ検討してほしい機能です。
ポイント4：手入れが楽な「自動おそうじ機能」
洗濯機を清潔に保つためのフィルター掃除や洗濯槽の洗浄は、意外と手間がかかる作業です。特にドラム式洗濯機の乾燥フィルターは、毎回の手入れが必要な場合が多く、負担に感じる方もいます。日立の「らくメンテ」のように、乾燥フィルターのホコリを自動で掃除してくれる機能や、洗濯のたびに洗濯槽の裏側を洗い流す「自動おそうじ機能」が搭載されたモデルを選ぶと、面倒な手入れの手間を減らせます。
ポイント5：一人暮らし・二人暮らしに合った「洗濯容量」
洗濯機の容量は「kg」で表され、1人1日あたりの洗濯物量の目安は約1.5kgです。
- 一人暮らしの場合：2〜3日分をまとめて洗うなら、4.5kg〜6kgが目安です。
- 二人暮らしの場合：毎日洗うなら5〜6kg、まとめて洗うなら7kg〜8kgあると安心です。
シーツなどの大物を洗うことも考慮すると、少し余裕のある容量を選ぶのがおすすめです。ただし、容量が大きくなるほど本体サイズも大きくなるため、設置場所とのバランスを考えて選びましょう。
ポイント6：耳障りでない「運転音の静かさ」
洗濯機の運転音、特に脱水時の音や振動は、思いのほか大きいものです。集合住宅にお住まいの方や、早朝・夜間に洗濯をすることがある場合は、静音性に優れたモデルを選びましょう。モーターの回転を効率的に制御する「インバーター」を搭載した機種は、運転音が静かで、かつ節電・節水効果も高いためおすすめです。音の大きさは「dB（デシベル）」で示され、40dB前後が静かなモデルの目安です。
ポイント7：万が一の時に安心な「メーカーのサポート体制」
家電に故障はつきものですが、いざという時に頼りになるのがメーカーのサポート体制です。特に、高齢者の一人暮らしや、ご家族が遠方に住んでいる場合は、出張修理サービスや電話相談窓口が充実している国内大手メーカー（パナソニック、日立、東芝など）を選ぶと安心感が高いでしょう。長期保証サービスに加入できるかどうかも、購入前に確認しておきたいポイントです。
高齢者には縦型？ドラム式？それぞれの特徴とおすすめな人
洗濯機には大きく分けて「縦型」と「ドラム式」の2種類があります。洗浄方式や得意なことが異なるため、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが重要です。ここでは、両者の特徴を比較し、どんな方にどちらのタイプがおすすめかを解説します。
縦型洗濯機をおすすめする人｜メリット・デメリット
縦型洗濯機は、洗濯槽を縦に回転させ、たっぷりの水流で衣類をこすり合わせて洗う「もみ洗い」が特徴です。操作がシンプルで、昔から慣れ親しんだ形のため、戸惑うことなく使えるのが最大の魅力です。泥汚れなどの固形汚れに強く、洗浄力が高い傾向にあります。一方で、衣類が絡みやすく、ドラム式に比べて使用する水量が多い点がデメリットです。
洗浄力を重視する方や、複雑な操作は不要で、慣れた形の洗濯機を使い続けたい方におすすめです。
ドラム式洗濯機をおすすめする人｜メリット・デメリット
ドラム式洗濯機は、ドラムを回転させて衣類を上から下に落とす「たたき洗い」で汚れを落とします。少ない水で洗えるため、節水効果が高いのが特徴です。また、衣類が絡みにくく、生地が傷みにくいのも利点です。何より、洗濯から乾燥までを全自動で行えるモデルが多く、洗濯物を干す手間を完全になくせるのが最大のメリットです。ただし、本体価格が高価で、サイズが大きく設置場所に制約がある場合があります。
【結論】ライフスタイル別のおすすめタイプ早見表
どちらのタイプが良いか迷っている方のために、特徴を一覧表にまとめました。ご自身の優先順位と照らし合わせてみましょう。
| 項目 | 縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 |
|---|---|---|
| おすすめな人 | 洗浄力重視、操作の簡単さを求める、価格を抑えたい | 洗濯を干す手間をなくしたい、節水したい、衣類を傷めたくない |
| 洗浄力 | ◎（特に泥汚れ） | ○（皮脂汚れに強い） |
| 乾燥機能 | △（簡易乾燥が多く、シワになりやすい） | ◎（ふんわり仕上がる） |
| 節水性 | △ | ◎ |
| 本体価格 | 安い傾向 | 高い傾向 |
| 大きさ | スリムでコンパクト | 大型で奥行きが必要 |
【縦型】操作がシンプル！高齢者におすすめの洗濯機5選
ここでは、操作の分かりやすさと洗浄力を重視する方におすすめの、縦型洗濯機を5つご紹介します。使い慣れた形で、安心して使える人気モデルを厳選しました。
【パナソニック】NA-F7PB2：見やすいボタンと軽い力で開閉できるふた
操作パネルの文字が大きく、コースボタンが色分けされていて直感的に操作できるモデルです。特に注目なのが、軽い力で開け閉めできる「かるがる開閉ふた」。取っ手も大きく持ちやすいため、力の弱い方でも安心して使えます。洗濯後の衣類のからみをほぐす「からみほぐし」機能も搭載し、洗濯物が取り出しやすい点も高齢者の方には嬉しいポイントです。
【日立】ビートウォッシュ BW-V80J：少ない水でしっかり洗える洗浄力
日立の人気の「ビートウォッシュ」シリーズ。少ない水量でも、押し洗い・たたき洗い・もみ洗い効果のある大流量のシャワーで、頑固な汚れもしっかり落とします。洗剤の種類に合わせて洗い方を変える「洗剤セレクト」機能があり、いつも最適な洗い方ができるのも魅力。糸くずフィルターも半透明で、ゴミのたまり具合が見やすい工夫がされています。
【東芝】ZABOON AW-7GM3：布からみを抑えて取り出しやすい
強力な水流で汚れをしっかり落としながらも、脱水時間を調整して衣類のからみを抑える「からみまセンサー」を搭載。洗濯物がスルッと取り出せるので、身体への負担を軽減します。最低水位12Lから設定でき、少量の洗濯物をこまめに洗いたい一人暮らしの方にも最適。インバーター非搭載のため価格も手頃で、基本的な性能を求める方におすすめです。
【シャープ】ES-GE7H：穴なし槽で黒カビを防ぎ清潔
シャープ独自の「穴なし槽」により、洗濯槽の外側に発生しがちな黒カビの侵入を防ぎ、清潔な水で洗濯できます。同時に、無駄な水をためないため、高い節水効果も実現。穴がないことで衣類の傷みやからみを抑える効果もあります。清潔さを特に重視する方や、節水を心がけたい方にぴったりの一台です。
【アイリスオーヤマ】IAW-T605：シンプル機能で価格を抑えたい方に
機能を絞ったシンプルな設計で、誰でも迷わず使える洗濯機です。便利な「部屋干しモード」を搭載し、洗濯時間を短縮しながらもしっかり脱水。生乾きのニオイを防ぎます。必要十分な機能を備えながらも、コストパフォーマンスに優れているのが最大の魅力。とにかく簡単な操作で、価格を抑えたいというニーズに応えるモデルです。
【ドラム式】乾燥までおまかせ！高齢者におすすめの洗濯機5選
洗濯物を干す手間から解放されたい方へ、乾燥機能が充実したドラム式洗濯機をご紹介します。最新機能で、毎日の洗濯をサポートしてくれる頼れるモデルを選びました。
【パナソニック】Cuble NA-VG2800L/R：洗剤自動投入で手間いらず
洗剤や柔軟剤を自動で計量・投入してくれる機能を搭載。面倒な計量の手間がなくなり、入れすぎや不足の心配もありません。スマートフォンと連携すれば、外出先から運転を開始することも可能です。温水で洗うことで、黄ばみやニオイの原因菌まで洗い流します。デザイン性も高く、洗濯の時間を楽しくしてくれる一台です。
【日立】ビッグドラム BD-STX130J：風アイロンでシワなくふんわり
高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥させる「風アイロン」機能が最大の特徴。アイロンがけの手間を大幅に減らせます。また、「乾燥フィルターレス」構造で、面倒な乾燥フィルター掃除が不要な点が高齢者の方にとって非常に大きなメリット。「らくメンテ」機能により、ホコリや糸くずは自動で洗い流され、お手入れの手間を格段に減らしてくれます。
【シャープ】ES-S7J：マンションにも置きやすいコンパクト設計
一般的な防水パンにも設置しやすい、奥行きスリムなコンパクト設計のドラム式洗濯機です。「設置場所がないから」とドラム式を諦めていた方におすすめ。プラズマクラスターを搭載しており、水で洗えない衣類や小物の除菌・消臭ができるのも嬉しい機能。静音性にも優れ、時間帯を気にせず洗濯できます。
【東芝】ZABOON TW-127XP3L/R：抗菌水でニオイや菌を抑制
洗濯のたびに抗菌成分を含んだ水で衣類を洗い、部屋干し臭の原因菌などを抑制する「抗菌ウルトラファインバブル洗浄」を搭載。繊維の奥の汚れまでしっかり落とします。また、業界トップクラスの7kgという大容量の乾燥機能も魅力で、家族分の洗濯物も一度に乾かせます。清潔さとパワフルな乾燥を求める方に最適です。
【アクア】まっ直ぐドラム AQW-DX12P：水平なドラムで衣類が絡みにくい
一般的な傾斜型ドラムと異なり、水平に設置された「まっ直ぐドラム」が特徴。これにより、衣類が絡まりにくく、シワを抑えてふんわり仕上がります。投入口が広く、低い位置にあるため、洗濯物の出し入れがしやすい設計もポイント。ボタンもシンプルで、誰でも使いやすいユニバーサルデザインを意識したモデルです。
購入前に要確認！洗濯機の設置で失敗しないための3つの注意点
「せっかく買ったのに、家に入らなかった…」という事態を避けるため、購入前には必ず設置に関する確認が必要です。特に大型化が進むドラム式洗濯機は注意が必要です。以下の3つの点をメジャーで測っておきましょう。
1. 設置スペース（防水パン）のサイズを測る
洗濯機を置く「防水パン」の内側の縦・横のサイズを測りましょう。洗濯機のカタログやウェブサイトには、必ず「本体寸法」と「設置可能防水パン」のサイズが記載されています。本体の脚が防水パンにしっかり収まるかを確認してください。防水パンがない場合でも、設置場所の床の寸法を測っておくことが重要です。
2. 搬入経路（玄関・廊下・階段）の幅を確認する
見落としがちなのが、自宅の玄関から設置場所までの「搬入経路」です。玄関ドアの幅、廊下の最も狭い場所、階段の幅や曲がり角などを全て測定します。洗濯機の本体寸法にプラス10cm程度の余裕があるかが目安です。エレベーターやドアノブ、手すりなどの突起物も考慮に入れるのを忘れないようにしましょう。
3. 蛇口の高さと排水口の位置
洗濯機に給水するための蛇口の高さも重要です。蛇口の位置が低いと、購入した洗濯機の高さと干渉して設置できない場合があります。また、排水ホースを接続する排水口が、洗濯機の右側にあるか左側にあるか、本体の真下にあるかによって、必要な部品や設置の仕方が変わることがあります。事前にスマートフォンなどで写真を撮っておくと、販売店の店員さんに相談する際にスムーズです。
まとめ：最適な洗濯機で、毎日の洗濯を楽に、もっと快適な暮らしへ
高齢者の方におすすめの洗濯機と、その選び方について解説しました。毎日の家事だからこそ、少しでも負担を減らし、安全で快適に行いたいものです。
最後に、洗濯機選びのポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 操作の簡単さ：ボタンや文字が大きく、シンプルな機能のモデルを選ぶ。
- 身体への負担：洗濯物の出し入れが楽な高さ・構造かを確認する。
- 機能の有無：干す手間をなくす「乾燥機能」や、手入れが楽な「自動おそうじ機能」を検討する。
- 縦型かドラム式か：洗浄力や慣れた操作なら「縦型」、手間削減や節水なら「ドラム式」と、ライフスタイルに合わせて選ぶ。
あなたやご家族にぴったりの一台を見つけることが、これからの暮らしに時間と心のゆとりをもたらしてくれます。この記事を参考に、ぜひ最適な洗濯機を選んで、快適な毎日をお過ごしください。
高齢者の洗濯機選びに関するよくある質問
ドラム式洗濯機のデメリットや「やめた」と言われる理由は何ですか？
ドラム式洗濯機の主なデメリットは、本体価格が縦型に比べて高価なこと、本体サイズが大きく設置場所に制約があることです。また、洗浄方式の違いから「縦型より洗浄力が弱い」と感じる方もいるようです。しかし、最近のモデルは洗浄力も向上しており、何より「洗濯物を干す手間がなくなる」というメリットは非常に大きいため、デメリットを上回る価値があると感じる方が多いのも事実です。
買ってはいけない洗濯機の特徴は？人気メーカーはどこですか？
一概に「このメーカーはダメ」ということはありませんが、「自分の使い方に合わない」洗濯機が「買ってはいけない洗濯機」と言えます。例えば、操作の簡単さを求めているのに多機能すぎるモデルを選んだり、設置場所のサイズを測らずに大型のものを買ったりするケースです。メーカーとしては、サポート体制が手厚いパナソニック、日立、東芝などの国内大手メーカーが、高齢者の方には特に人気があり安心です。
洗濯機の寿命は？電気代はどれくらいかかりますか？
洗濯機の寿命は、使用頻度や使い方にもよりますが、一般的に7年〜10年と言われています。メーカーが修理用部品を保有する期間（約7年）が目安の一つです。電気代は、機種やコースによって大きく異なります。特に乾燥機能は電気代がかかりますが、インバーター搭載の省エネモデルや、ヒートポンプ式の乾燥を採用したドラム式洗濯機は、電気代を抑えることができます。カタログに記載されている目安の消費電力量を確認しましょう。
二人暮らしに最適な洗濯機の容量（サイズ）は何キロですか？
二人暮らしの場合、毎日洗濯するなら6kg、2〜3日分をまとめて洗うなら7kg〜8kgの容量がおすすめです。シーツや毛布などの大きなものを洗う機会がある場合は、8kg以上の少し大きめの容量を選んでおくと安心です。ただし、容量が大きくなるほど本体サイズも大きくなるため、設置スペースに収まるかもしっかりと確認することが重要です。